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スポーツを支える歯科医療 (デジタルダイヤモンド掲載記事)

2020年8月1日

選手を支える縁の下の力持ち!!

アスレティックトレーナー、鍼灸師、そして、チームデンティストとして

ある選手との出会い

1997年夏、明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)3年生だった私は、社会人のアメリカンフットボールチームに、アスレティックトレーナー(現場での応急処置やケガの予防に努めるスタッフ。以下、AT)として参加しました。

選手たちと汗を流し、日本一を目指したときから丸20年が経とうとしています。

今回はAT、鍼灸師、スポーツデンティストの道を歩んできたなかでの経験と、その経験を踏まえて、これからのスポーツ歯科医学と来る2020年の話をしたいと思います。

鍼灸師の国家資格を取得し、ATとして現場で活動しているとき、一人の選手と出会いました。

膝の靭帯損傷の既往があるものの、将来は日本代表入り確実とされた2年目の選手。トップスピードとボディバランス、ボールのハンドリングは日本代表レベルでした。

しかし、膝の周囲の筋力が少し足りないのと、右に急に曲がる際に、身体が少し流れることなど、体幹の筋力がトップレベルに達していないと感じました。

本人も自覚していて、それについてストレングス(筋力トレーニング)担当コーチとの3人でよく話をしていました。

 

シーズンが始まり、幸先よく初戦を勝利して迎えた第2戦。

その選手がパスを受け取り、右側へ踏み出した瞬間にタックルを膝に受け、またもや右膝後十字靭帯断裂の重傷を負ってしまいました。

「この怪我を一番に恐れながら、防ぐことができなかった。私の仕事って何だ。ATって何なんだ」と自問自答の日々を送りました。

そんななか、マウスガードを中心に外傷を予防し、身体機能をも賦活化させる可能性を持つスポーツ歯科医学と出会いました。

自分のおかれている環境に当たり前のようにマウスガードがあったこと、外傷をいかに予防するか自問自答する日々でなければ、スポーツ歯科医学に辿りつかなかったと思います。

 

チームデンティストとして

歯学部受験を乗り越え、AT、鍼灸師、そして歯学部学生という大谷翔平選手を超える“三刀流生活”が始まりました。

その間、ATとして所属するチームは、資金難によって他のチームと合併しますが、私はチームに残留することができました。チーム合併時の混乱やそこからの成熟、そして日本一。

このような現場に、プロとして携われたことは一生の宝だと思っています。

 

歯科医師になってからは、日本初のチームデンティストとして活動を始めました。

現在は、外傷予防効果の高いカスタムメイドマウスガードを製作し、多くの選手が練習や試合で使用しています。

また、鍼灸による全身のケアやコンディショニングを行なっています。

最近では、アメフトの高校生日本一を決定するクリスマスボウルを翌日に控えた選手が来院されました。

主訴は、顎の痛み。スプリントを製作し、咀嚼筋群を触診し、硬結部に鍼灸治療を行うことを伝えます。

全身の触診も同時に行い、頸肩部や背部、腰部、大腿部、ハムストリング、前下腿部にも硬結があること、睡眠時の食いしばりが運動連鎖によって全身に波及していると考えられたため、全身のコンディショニングを提案しました。

これがきっかけとなり、以降、大事な試合の前日には来院するのがルーティンとなりました。

試合の結果は、チームとしては残念だったのですが、個人賞を獲得するに至りました。その一助になれたのではないかと思っています。

 

果てしなく、終わりなき道

2021年の東京オリンピック・パラリンピックもカウントダウンが始まっています。

東京に出場する選手、どちらに対しても全力でサポートさせていただきます。

私は、東京オリンピック・パラリンピック開催までの熱い流れを活かして、われわれが行うスポーツ歯科医学的サポートを、スポーツ文化として成熟させることを視野に入れています。

具体的には、カスタムメイドマウスガードのさらなる普及、世界を渡り歩くために必須なセルフケア、TCH予防のために鼻呼吸の習慣化の徹底、選手がこれらを当たり前のように、スポーツ文化として身につけることが私の夢です。

上記の夢を実現するためには、いかにしてジュニア・ユース世代から伝えていくかが重要となってきます。

そして、選手だけではなく、監督、コーチ、トレーナーなど、指導者や選手の家族に対しても、さらなる理解と実践が必要になると思います。

私の夢は、果てしなく、終わりなき道であると思っています。

その道を一歩ずつ歩んでいくことが、私の役目であると自負し、日々を過ごしていく所存です。

また、どこかで皆様とお目にかかることもあると思います。そのときには、夢の途中のお話を報告できると思います。

それまで、しばしのお別れを・・・・・・。

 
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